【あそびと体験からはじまる共生の森づくり~リーダー養成研修報告 後編】

森林ボランティアリーダー養成研修会を令和4年1月29日(土)に開催しました。
そのようす(後編)を紹介します。

昼食後の移動経路は、球磨川添いの国道219号線を通りました。いまだ工事中が多く、参加者の方も豪雨災害の現状を初めて目の当たりにする方も多く、地元からの参加者のMさんが被災状況をバス車内から説明していただきました。一日も早い復興を願わずにおれません。
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車内より球磨川添いの状況説明


視察研修二か所目は八代市坂本町のがくゆうの森へ。鶴里ぶんぶん夢クラブ会長の井本さんをはじめ、会員の皆さんが笑顔で迎えていただきました。
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がくゆうの森)法面がくずれ道をふさいだ箇所
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炭焼き小屋
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観察小屋
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森の中にて
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しいたけの原木栽培       
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井本会長より説明


がくゆうの森では、森林の整備と活用を通じて地域づくりに取り組まれ、炭焼き小屋や観察小屋、広場などを案内していただきました。ちょうど10年だそうです。2020年7月の豪雨により、森林内の道や法面崩壊などもあり、復旧途上のなか、少しづつですが、活動を再開されていました。
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会員のみなさんの紹介
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イチョウの植樹

会のモットーは楽しみながら。
多彩な経験を持たれている会員のみなさんと意見交換し、参加者のアンケートにもこんなことが書いてありました。

・最初からずっと会長さんの笑顔が印象的でした。皆さんのキーワードが楽しむということが共通になっていることを実感。こんな風に地域を想ってくれている人がいて、子どもたちが集う森があって、すてきな所だと思った。ビックリするほど居心地が良く、もっと滞在したかったです。(焚火、ブランコ、大人でもわくわくします)
 ・井本さんをはじめ、有志の方々が皆さん楽しんでいらっしゃるのが本当によく伝わりました。それぞれのプロフェッショナルが集まって未来をつなぐ子どもたちの「生きる力」を育む場所になってほしいと思いました。親世代を支える20代の若者二人の熱い想いも伝わりました。
・私も大好きな球磨川の近くにこんな魅力的な遊び場があることに感動しました。こんなところで子ども時代をすごしてみたかったなあと心から思います。地元の方の地域愛もすてきです。キャンプなどができるなら、ぜひうかがいたいです。
・自分のライフワークのひとつ、楽しみとしてされているので森全体が自然体な感じがしました。手入れするとここまですごしやすい環境になるのですね~‼。これからここに来るのが楽しみになりました。
・手造りで楽しみながらの活動がすばらしい。活動内容をもっと聞かせてほしいと思いました。

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ふりかえりのじかん
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研修を終えて集合写真

鶴里ぶんぶん夢クラブのブログはこちらです。
今回の研修会のようすもアップされています。ぜひご覧になってみてください。

コロナ感染予防を徹底しての研修会でしたが、皆さんのご協力で予定通り実施することができました。
また次年度のリーダー研修会の詳細が決まりましたらボランティアネットのホームページ、フェイスブック、インスタグラムなどでお知らせします。引き続き、いいね、フォロー、知人へのご紹介もあわせてよろしくお願いします。


      
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