2019年01月
森林ボランティア活動報告会・交流会開催!
12月22日(土)に熊本テルサで、「平成30年度森林ボランティア活動報告会・交流会~森林を守るために私たちが出来ること~」を開催しました。
73名の方に参加いただいて、
基調講演「ソメイヨシノはハイブリッド」森林インストラクター 冨田壽人氏
活動報告「内閣総理大臣表彰緑化推進運動功労者活動報告」橋柿正與氏
情報提供「SDGs時代の森づくりと地域づくり」EPO九州 澤克彦氏
交流会(グループワーク)~森林を守るために私たちが出来ること~
を開催しました。同時に森林ボランティア団体の活動紹介、森づくりボランティアネット事業の紹介のパネル展示も行いました。
73名の方に参加いただいて、
基調講演「ソメイヨシノはハイブリッド」森林インストラクター 冨田壽人氏
活動報告「内閣総理大臣表彰緑化推進運動功労者活動報告」橋柿正與氏
情報提供「SDGs時代の森づくりと地域づくり」EPO九州 澤克彦氏
交流会(グループワーク)~森林を守るために私たちが出来ること~
を開催しました。同時に森林ボランティア団体の活動紹介、森づくりボランティアネット事業の紹介のパネル展示も行いました。
基調講演「ソメイヨシノはハイブリッド」
<12/22報告会・交流会続き②>
森林インストラクターの冨田壽人氏による「ソメイヨシノはハイブリッド」と題した基調講演では、ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンの交配種だった話や「サクラの種の数は10種で多くの交配種がある」という話など、興味深いものでした。また、実物の葉っぱを使った、ソメイヨシノの葉っぱ当てクイズは参加型で楽しいワークでした。
森林インストラクターの冨田壽人氏による「ソメイヨシノはハイブリッド」と題した基調講演では、ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンの交配種だった話や「サクラの種の数は10種で多くの交配種がある」という話など、興味深いものでした。また、実物の葉っぱを使った、ソメイヨシノの葉っぱ当てクイズは参加型で楽しいワークでした。
割れた牛乳瓶がボランティア活動のきっかけでした!
<12/22報告会・交流会続き③>
次に、緑化推進運動功労者として内閣総理大臣表彰を受賞された、森林ボランティアくまもと代表の橋柿正與(ハシカキ マサトモ)氏による、森づくり活動報告では、30年前、国道沿いの田んぼに捨てられた割れたビンを見て「このままほっておけば、農家の人がケガをするな」と思い、1人でゴミ拾いを始めたのがボランティア活動を始めたきっかけだったという話から始まり、その後、アマチュア無線仲間と共に山ヘの不法投棄ゴミの取り締まりや、雲仙普賢岳や県内(大津町や金峰山・小山山など)での植林活動など、30年にわたり森林ボランティア活動の先頭になって引っ張ってきた橋柿さんのパワーに参加者皆が驚き、同時に勇気をもらいました。
次に、緑化推進運動功労者として内閣総理大臣表彰を受賞された、森林ボランティアくまもと代表の橋柿正與(ハシカキ マサトモ)氏による、森づくり活動報告では、30年前、国道沿いの田んぼに捨てられた割れたビンを見て「このままほっておけば、農家の人がケガをするな」と思い、1人でゴミ拾いを始めたのがボランティア活動を始めたきっかけだったという話から始まり、その後、アマチュア無線仲間と共に山ヘの不法投棄ゴミの取り締まりや、雲仙普賢岳や県内(大津町や金峰山・小山山など)での植林活動など、30年にわたり森林ボランティア活動の先頭になって引っ張ってきた橋柿さんのパワーに参加者皆が驚き、同時に勇気をもらいました。
SDGs(エスディージーズ)って何?
<12/22報告会・交流会続き④>
続いて環境省九州地方環境パートナーシップオフィスコーディネ―タ―の澤克彦氏による「SDGs時代の森づくりと地域づくり」の話では、2015年に、国連サミットで決められた17の目標について説明があり、強いものが時代をつくるのではなく、
「誰も置き去りにしない」というキーメッセージのもと、持続可能な世の中を目指して全世界が動き出しているという話と、この動きは、世の中全体を「人ごと」ではなく、「自分ごと」として考え、「相手と明日を考えて行動する」ということ、そのために森林の果たす役割は大きいという話でした。
続いて環境省九州地方環境パートナーシップオフィスコーディネ―タ―の澤克彦氏による「SDGs時代の森づくりと地域づくり」の話では、2015年に、国連サミットで決められた17の目標について説明があり、強いものが時代をつくるのではなく、
「誰も置き去りにしない」というキーメッセージのもと、持続可能な世の中を目指して全世界が動き出しているという話と、この動きは、世の中全体を「人ごと」ではなく、「自分ごと」として考え、「相手と明日を考えて行動する」ということ、そのために森林の果たす役割は大きいという話でした。
グループワーク「私たちが出来ること」
<12/22報告会・交流会続き⑤>
最後に、「森林を守るために私たちが出来ること」をテーマにしたグループワークで、自分が考える森林や自然にとって「良いと思うこと」「良くないと思うこと」「自分が出来ること」について意見交換をして、グループごとに森林を守るために何が出来るのかについて考えました。
「森林にとって良くないこと」では、山の所有者が不明なところがあることや所有者は分かっているが山の手入れが行き届かない林業の担い手不足の問題、ゴミの不法投棄や放置山林の荒廃や侵入竹林の問題など、たくさんの問題提起がありました。
「森林にとって良いこと」「私たちが出来ること」では、生物多様性の推進や災害に強い森づくりを行うため、節水などの1人ひとりで出来ることから、協力して、森林の手入れを行うことや、森林レクレーションなどを通して子ども達に森に感心を持ってもらう環境教育のことなどのたくさんの意見が出ました。
森林を守るために私たちが出来ることは、まずは森林の現状を知り関心を持つこと、そして、それを周りに伝え少しずつ人の心を動かし、社会全体で森林を守る動きが「当たり前になる」こと。そのために、1人ひとりが出来る小さな一歩を踏み出すことではないでしょうか。
講師の先生方、参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
我々熊本県緑化推進委員会では、森林ボランティア活動や森づくり活動に興味のある方への支援を行っています。お気軽にご連絡ください。連絡先(096)387-6260
メール:info@midori-no-mori.net
HP:http://www.midori-no-mori.net/
最後に、「森林を守るために私たちが出来ること」をテーマにしたグループワークで、自分が考える森林や自然にとって「良いと思うこと」「良くないと思うこと」「自分が出来ること」について意見交換をして、グループごとに森林を守るために何が出来るのかについて考えました。
「森林にとって良くないこと」では、山の所有者が不明なところがあることや所有者は分かっているが山の手入れが行き届かない林業の担い手不足の問題、ゴミの不法投棄や放置山林の荒廃や侵入竹林の問題など、たくさんの問題提起がありました。
「森林にとって良いこと」「私たちが出来ること」では、生物多様性の推進や災害に強い森づくりを行うため、節水などの1人ひとりで出来ることから、協力して、森林の手入れを行うことや、森林レクレーションなどを通して子ども達に森に感心を持ってもらう環境教育のことなどのたくさんの意見が出ました。
森林を守るために私たちが出来ることは、まずは森林の現状を知り関心を持つこと、そして、それを周りに伝え少しずつ人の心を動かし、社会全体で森林を守る動きが「当たり前になる」こと。そのために、1人ひとりが出来る小さな一歩を踏み出すことではないでしょうか。
講師の先生方、参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
我々熊本県緑化推進委員会では、森林ボランティア活動や森づくり活動に興味のある方への支援を行っています。お気軽にご連絡ください。連絡先(096)387-6260
メール:info@midori-no-mori.net
HP:http://www.midori-no-mori.net/